こころの健康を通して、だれもが安心して暮らせる社会をつくります。

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地元の事業所や企業の出店などいろいろなブースでにぎわう学会カフェ、年々パワーアップするアール・ブリュット展や映画上映会といった日精看ならではの企画が今回も盛りだくさん。お楽しみに。

認定相談ブース
6月15日(金)-17日(日)学会カフェ
精神科認定看護師の会

精神科認定看護師の会は,資質の向上と会員相互の情報交換・親睦を図ることを目的とし,発足してから 20 年が経過しました。諸先輩方のご尽力で会もここまで成長することができました。今後,私たちは諸先輩方の想いを受け継ぎ,「 1 人は皆のために,皆は 1 人のために」という輪を大切にしながら,さらに成長を続けたいと思います。
私たちは,さらなる成長を求めて,私たち精神科認定看護師だからできることを明らかにするための検討を始めました。
今回の認定相談ブースでも,精神科認定看護師の役割である「実践」「相談」「指導」「自己研鑽」に基づいた活動ができるように,またこれから精神科認定看護師をめざしたいとお考えの方に,資格取得までの体験やアドバイスをお伝えいたします。ぜひ,お立ち寄りください。

アール・ブリュット展&アート写真展
6月15日(金)-17日(日)

表現し続ける人たち

 

案内者 アラオ多枝子(特定非営利活動法人はれたりくもったり アートディレクター)

 
 なぜ人はものをつくり,絵を描くのでしょう。それを自分にも社会にも問わず,ただただつくり続ける人たちがいます。人には,ものをつくる衝動に駆られるという現実があります。それは決して個人的なものにおさまるものではなく,人間だからこその普遍性を携えています。
 なぜ人は表現をし,なぜ人はつくらなくてはいけないのか。彼らの作品はその風貌もつくり方も,美術とはなんであったか,人とはどういうものであったかという疑問を私たちに植えつけてくれます。
*「わたしが見つけた! アート写真コンテスト」受賞作品もあわせて展示しています。

日精看 しごとをつくろう プロジェクト
6月16日(土)-17日(日)学会カフェ
一般社団法人日本精神科看護協会

しごとをつくろうプロジェクトは,通販会社の協力を受けて就労支援事業所の商品をノベルティ(特典)として購入者に配布して事業所の売り上げを増やして,障がい者の就労支援事業所を応援する事業です。つまり,「寄付ではなく,精神障害の方々にしごとを提供する」という仕組みをつくり,全国の
会員の皆様のご協力をいただいて精神障がい者の 働きたい気持ち」を応援しています。
2013 年 11 月からスタートしたプロジェクトも,今年で 5 年目になりました。これまでの 4 年間の実績は,皆様からのご注文に応じて,お買上げ特典となる商品を就労支援事業所に 13 , 000 個超を発注し,その売上げは 2 , 360 , 422 円になりました。就労支援事業所が, 200 万円を超える商品を売り上げるのは,本当に大変なことです。また,通販商品と一緒に送ることで,本来であれば事業所が負担する商品の送料が不要になります。これらを含めると,総額 6 , 000 , 000 円を超える支援が事業所に届いたことになります。
今年度も,しごとをつくろうプロジェクトを続けていきます。これまでの活動や,新しいノベルティ商品と事業所をご紹介します。

映画上映会

ドキュメンタリー映画『あい~精神障害と向きあって』 

6月16日(土) 10:40-12:10

 

精神障害は,精神症状の出現とともに,精神の機能が低下して社会生活上のさまざまな場面に困難が現れる障害。中でも統合失調症は急性期を過ぎても再発を繰り返すことからかつては不治の病とされ,精神科病院への長期入院を余儀なくされてきた。しかし近年,保健福祉分野からの地域生活移行・定着への支援の重要性が認識されている。
映画の舞台になっている藍工房(就労継続支援事業所・ B 型)では,多くの精神障がい者たちが,藍染製品や組紐など日本の伝統文化に根差した製品づくりと,全国でも珍しいフレンチレストランの「業務」をがんばっている。
さらに,彼らの日常を豊かにする絵画や陶芸といった文化的な創造の香りも…… 。精神障害に対する社会の偏見・差別は,今日もなお根強いものがあるが,その一因は障害に対する無知,無理解からくるものと思われる。 この作品は,日々の生活に生き難さを感じている精神障がい者のありのままの日常を通して,彼らの苦しみや長いトンネルを抜けた先にある「希望」を見出していく姿を知ってもらうことで,彼らが安心して暮らせる社会の実現と,精神障害に対する人々の理解を深めることを願って製作された。

 

『人生フルーツ』

 6月16日(土) 9:00-10:30

 

愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。それは建築家の津端修一さんが,師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。四季折々,キッチンガーデンを彩る 70 種の野菜と50 種の果実が,妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わります。刺繍や編み物から機織りまで,何でもこなす英子さん。ふたりは,たがいの名を「さん付け」で呼び合います。長年連れ添った夫婦の暮らしは,細やかな気遣いと工夫に満ちていました。そう, 「家は,暮らしの宝石箱でなくてはいけない」とは,モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの言葉です。
かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは,阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの都市計画に携わってきました。 1960 年代,風の通り道となる雑木林を残し,自然との共生をめざしたニュータウンを計画。けれど,経済優先の時代はそれを許さず,完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。修一さんは,それまでの仕事から距離を置き,自ら手がけたニュータウンに土地を買い,家を建て,雑木林を育てはじめました。あれから 50 年,ふたりはコツコツ,ゆっくりと時をためてきました。そして, 90 歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。
本作は東海テレビドキュメンタリー劇場第 10 弾。ナレーションをつとめるのは女優・樹木希林。ふたりの来し方と暮らしから,この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索の旅が,ゆっくりとはじまります。

 

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