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開催概要

基本情報

第43回 日本精神科看護学術集会(愛知県) 学術集会主題「精神科看護の創造と継承」

  • 日程:平成30年6月15日(金)~6月17日(日)
  • 会場:名古屋国際会議場〒456-0036 愛知県名古屋市熱田区熱田西町1番1号
  • 主催:一般社団法人日本精神科看護協会 一般社団法人日本精神科看護協会愛知県支部
  • 参加費:<事前申込受付>会員=12,960円(税込) 非会員=23,760円(税込)
                <当日申込受付>会員=15,120円(税込) 非会員=25,920円(税込)
                ※事前申込受付期間は平成30年3月1日~5月15日
                ※懇親会の参加費は別料金となります。6,500円(税込)会場:名古屋国際ホテル
  • お申し込み先:東武トップツアーズ(株)名古屋支店(担当:木田・福嶋)
                TEL: 052-232-1091 FAX: 052-232-1968
                託児室設置(要予約・有料) ※お申し込みに関する詳細は東武トップツアーズまで
                ※事前申込や参加申込書などはこちらから
  • お問い合わせ先:日本精神科看護協会 tel:03-5796-7033

開催のごあいさつ

日本精神科看護協会 会長  末安民生

ビギナーズ・マインド ― 日精看が継承し、創造する精神科看護


 昨年は、政治的な変化がたくさん起きた 1 年でした。精神保健福祉法の改正案も衆議院の解散で廃案となりました。一方、足元に目を向ければ、身体拘束件数の増加が精神科医療の現場にとどまらず、一般医療全体でも大きな問題として取り上げられています。その背景にはさまざまな要因がありますが、特に身体拘束は患者に苦痛を与えるだけでなく、回復の遅れにつながるという研究報告もなされており、現状の改善が求められています。
 そこで日精看も、身体拘束は医療・介護施設における極めて重要な課題であると認識し、平成 30 年度の協会活動方針の 1 つに「身体拘束に頼らずに患者の安全を守るケアを行う」ことを掲げ、皆様と一緒に効果的なケアを共有し、視点と方法の転換をめざしていきたいと考えています。
 昭和 22 年に男性看護者 50 名によって結成された日精看は、時代とともに変化していく精神科医療の現場に生じた課題を解決するために、さまざまな活動に取り組んできました。これらの課題は一朝一夕に解決できるものばかりではありませんでしたが、私たちは自己研鑽を重ね、当事者の方々のよりよい暮らしを実現するために精神科看護を実践し続けてきました。
 しかし、急速に進む高齢化による疾病構造の変化は日本の保健医療福祉に大きな危機をもたらし、その影響は精神科医療の現場にも大きく表れています。私たちは、これを乗り越えていかなければなりません。
  70 年を超える日精看の歴史のなかには、先人たちが積み重ねてきた精神科看護に関する知見があります。これらは、私たち精神科看護者の財産であり、当事者や社会にも役立つものです。しかし、それに甘んじることなく、ビギナーズ・マインド、初心者の心にあるあらゆる可能性を大切にしながら、精神科医療の現場で起きている新たな課題を解決すべく、若い人たちや近接領域の人たちの発想や探求心に触発されながら、新しい精神科看護を生み出していかなければなりません。
 本学術集会では、日精看がこれまで伝え、これからも継承する精神科看護と、新しく創造していく精神科看護について、みなさんと一緒に考えたいと思っています。


歓迎のごあいさつ

日本精神科看護協会 愛知県支部長 池田成幸

日本の真ん中で精神科看護を叫ぶ !


 本学術集会が愛知県で開催されることに際し、誠に光栄であるとともに、全国の仲間との新たな出会いがあること、精神科看護の情報発信地になることへの期待が膨らんでいます。
 平成元年に愛知県で全国大会が開催され、 29 年の時を経て再び当地が選ばれました。前回の開催時、私は事務局次長として学会運営に関与し、今回は支部長としてかかわることになります。複数回の学術集会に関与された支部役員の方はそうそういないと思います。
 愛知県は、新幹線を日本の大動脈にたとえるなら、真ん中に位置しており、遠方より参加される方にとっても交通の利便性はよいのではないでしょうか。また、愛知県を起点とし日本海に抜ける観光ルートである「昇龍道プロジェクト」や、みそ文化を中心とした食文化は、一味、必見の価値があると思います。
 精神科領域も地域包括ケアシステムの構築を推進していくなかで、さらに、脱施設化、在院日数の短縮、急性期から地域までの職種間連携などが求められていきます。国の掲げる数値目標も、より現実味を帯びてくるのは間違いのないところです。
 また、発達障害のある方々の入院中のケアや、認知症患者の増加に伴う取り組みも重点課題となってきます。
 今後、社会構造の変化に伴う精神科医療の現場の変化に対応すべく、現場人(げんばびと)として社会から期待される役割を果たせるよう、実績を積まなければならないと考えています。
 今回の学術集会において、同志がおおいに語りあい、研鑽を積んで、さらに精神科看護者のモチベーションが高まることを祈念し、歓迎のあいさつとさせていただきます。

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