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2015年5月12日、会場となる「ビッグパレットふくしま」の一室で、福島県支部と協会スタッフで行った実行会議の様子。
皆様の来県が最高の復興支援に
第40回日本精神科看護学術集会が、福島県で開催されることはうれしいことであるとともに、ありがたいことでもあります。
福島県は、3.11東日本大震災で、地震、津波、原発、風評、産物の出荷停止の五重苦を味わいました。精神医療も、原発のある相双地区は精神医療施設が全滅、ほかの地区も全半壊の被害を受けました。現在、相双地区では「相馬広域こころのケアセンターなごみ」が、昨年4月に「訪問看護ステーションなごみ」を開設。精神科病院も一部再開され、地区の施設も復旧し、県全体が平常を取り戻しつつあります。今後は、長期避難生活をされている方々の「こころのケア」を効果的に、継続的に展開していくことが課題になると思います。
さて、当県は、会津、中通り、浜通りとまったく違った3つの文化圏をもち、海、山、湖、川の自然に恵まれ、観光は多種多様で県内どこでも楽しめます。食べ物も農、海産物ともに多岐にわたり、何を食べてもおいしいところです。ぜひ、当県のいろいろな魅力をご堪能ください。皆様が来県されることは、風評や産物の出荷被害に苦しむ福島県にとって最高の復興支援です。
全国の皆様、ぜひ福島へおいでください。こころから歓迎いたします。