こころの健康を通して、だれもが安心して暮らせる社会をつくります。

精神科看護ブレイクスルー イメージ1

日精看の学術集会がスタートして40年以上が経ちました。いまの時代に精神科看護の新たな突破口を見いだす取り組みとはどのようなものでしょうか。注目の企画をご紹介します。

教育セミナー①

教育セミナー①「東日本大震災から8年目、これからの課題」
大川貴子 福島県立医科大学看護学部 准教授

地震、津波、そして東京電力福島第一原子力発電所事故という複合災害が起こってから 8 年が経った。福島の地でいま起きていることは何か、看護職としてどのようなことに対応していかなければならないのかを、「 NPO 法人相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会(通称:なごみ)」の理事長の立場からお話ししたい。

教育セミナー②

教育セミナー②「組織として取り組む行動制限最小化」
三宅美智 岩手医科大学看護学部 講師

厚生労働省の調査では、隔離者数と身体拘束者数は増加している。日本精神科看護協会学術集会の研究発表でも隔離・身体拘束に関する取り組みは数多く発表され、臨床では行動制限最小化への努力が見てとれる。それにもかかわらず数は増加している現状をふまえ、今回は特に長期化している場合に、組織として行動制限最小化にどのように取り組むのかについて話したい。

教育セミナー③

教育セミナー③「組織のストレスとコンサルテーション」
武井麻子 Office-Asako コンサルタント
首都大学東京 特任教授/日本赤十字看護大学 名誉教授

看護は特殊な感情労働といわれているが、その職務ゆえの対人ストレスに加えて、組織そのものが心理社会的ストレスを生み出していることは認識されておらず、公式の場で感情の問題が取り扱われることもほとんどない。このセミナーでは、感情労働という視点と組織のダイナミクスについて考えていきたい。

教育セミナー④

教育セミナー④「リフレクティング・プロセスを看護に活かす」
西池絵衣子 兵庫県立大学看護学部 講師

近年、オープンダイアローグが知られることを通してリフレクティング・プロセスという理論と方法が注目されている。看護の基本である一対一を念頭においた患者-看護師関係の限界を考えることにもなるリフレクティング・プロセスを用いたケアの方法を、フィンランドでの実践からも学びながら、みなさんと考える機会としたい。

特別企画①

特別企画「精神科看護師に特定行為は必要か?~変化する社会に対応するために~」
6/21(金)14:20~15:40

団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年に向け、今後の医療を支えるために保健師助産師看護師法の一部改正によって、平成 27 年 10 月1日に「特定行為に係る看護師の研修制度」がスタートしました。精神科医療の現場でも特定行為への関心が少しずつ高まってきています。そこで、厚生労働省、当協会役員、特定行為研修を実施している施設の看護管理者の方からご発言いただくミニシンポジウムを開催します。

 

●演者

厚生労働省医政局看護課

大塚恒子(一般財団法人仁明会精神衛生研究所/日本精神科看護協会副会長)

栗原サキ子(社会医療法人社団さつき会袖ヶ浦さつき台病院)

座長/松永智香(JA高知病院/日本精神科看護協会教育認定委員)

 

 

特別企画②

特別企画「お父さんの気持ちを支える!児童虐待予防支援ツール『パパカード』を活用しよう!」
6/22(土)14:50~17:00

パパカードは、フィンランドの母子支援を専門とする団体が、虐待加害者となる男性の「外傷体験」からの回復に注目し、開発した支援ツールです。このたび、その日本版を日精看が完成させました。

この支援ツールは、すべての人の健康を大切にした“やさしさがあふれ
るツール”です。この機会にぜひパパカードの活用方法を知って、みなさまの支援に役立てていただきたいと思います。

※パパカード(4冊セット)を先着300名にご提供します!

 

●演者

西池絵衣子(兵庫県立大学看護学部 講師)

草地仁史(日本精神科看護協会 業務執行理事)

長崎県支部企画

長崎県支部企画「リソースナースの組織的取り組み」
6/22(土)14:50~15:50

長崎県精神医療センターでは、組織に貢献することを目的に、看護管理者を含めたリソースナース委員会を立ち上げ、組織横断的に相談や指導を行ってきました。また、スタッフの役割モデルとして看護実践を行うとともに、院内外における研修の講師など精神科看護の質向上に向けて活動しています。
これまでの 8 年間の活動の経過と、組織において看護管理者とリソースナースが協働してきた活動の実際をご報告します。

 

●登壇者
岩見悦子(長崎県病院企業団 長崎県精神医療センター 副看護部長/精神科認定看護師)
中本健一郎(同 副看護師長/精神科認定看護師)
後藤悌嘉(同 看護師/精神科認定看護師)

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